概要
こんにちは、ORACLEです。話題になっていた13世代、14世代のIntel CPU の不具合について、ひとまずの決着を迎えそうです。2024年7月頃より、Intel 第13世代及び第14世代Coreシリーズの一部CPUにおいて動作不安定 を引き起こす不具合が報告されていました。具体的には、以下の現象が確認されています。
ゲームやソフトウェアのクラッシュ
システムのフリーズ
ブルー スクリーンエラー(BSOD)
メモリ破損
主に 高負荷な状況 で発生することが多く、 ゲーム中や ベンチマークテスト、データセンター利用 等で不具合が確認されていました。
影響を受ける製品
対象製品は、一部の第13世代および第14世代Coreシリーズデスクトップ向けCPUです。
具体的には、以下の製品が該当します。
14世代 i5以上のもの
Core i9-13900K
Core i9-13900KF
Core i7-13700K
Core i7-13700KF
Core i5-13600K
Core i5-13600KF
製品のマーキングコードが「20G」または「24G」で終わるものが該当とされていて。ノートPC向けの製品は影響を受けないと発表がありましたが、ノートPC向けの一部のCPUで不具合があった報告も、ちらほら見かけています。
原因
Intelによると、この問題は、マイクロコード における誤った電圧要求が原因であるとされています。具体的には、CPUへの電力供給が過剰になり、それがシステムの不安定性を引き起こしているようです。Intelは当初、マザーボードのオーバークロック設定が原因であると主張していましたが、その後、自社の設計ミスが原因であることを認めました。 具体的には、一部のCPUにおいて、動作電圧が不適切に上昇することが原因で、これが不安定動作を引き起こしているようです。
対策
2024年8月中旬に、IntelはBIOSアップデートとマイクロコード更新プログラムをリリースする予定とアナウンス。 これらのアップデートを適用する事で、不具合が改善される可能性があります。
最新情報
最新の情報は以下の通りです。
2024年7月23日: Intelは、不具合の原因を突き止め、8月中旬にパッチをリリースする予定であることを発表。
2024年7月22日: Intelは、問題の原因がマイクロコードにあることを認め、調査結果を公式フォーラムに投稿。
2024年7月16日: Gigazineにて、Intel第13・14世代CPUの不具合について詳細な記事が掲載。
上記以外にも、Intel 第14世代CPUに関する様々な情報がインターネット上で公開されています。 情報収集を行う際には、信頼できるソースかどうかを確認するように注意してください。
参考情報
Intel 公式フォーラム: [無効な URL を削除しました]
Gigazine: https://gigazine.net/news/20240723-intel-13th-14th-processor-cpu/
Game*Spark: https://www.gamespark.jp/article/2024/07/23/143455.html