こんにちは、ORACLEです。
最近思うのは、Star Wars Galaxiesのようなゲームをしたいと思うようになった事です。オープンワールドのゲームと言えどもルートがある程度決められておりプレイヤーが何をして良いのか、どこに行けば良いのかわからないくらいの自由度が欲しい…。辺境の惑星に行き、宇宙船が壊れて帰れなくなった時、同じ境遇のプレイヤーに会った時の何とも言えない複雑な心境を味わいたい。
Star Wars Galaxiesの評価
「Star Wars Galaxies」(SWG)は、2003年にリリースされたスター・ウォーズをテーマにしたMMORPGで、ソニーオンラインエンタテインメント(SOE)とルーカスアーツが共同で開発しました。リリース当初は、オープンワールドのスター・ウォーズゲームとして多くの期待を集め高い評価を受けました。
ポジティブな評価
- 広大な世界観: 映画「スター・ウォーズ」の世界を忠実に再現した広大なオープンワールドが魅力で、タトゥイーンやナブーなどの有名な惑星を探索できる点がファンに好評でした。
- 多様な職業システム: リリース当初は34種類の職業が用意されており、プレイヤーは自分のプレイスタイルに合わせて職業を選ぶことができました。特にジェダイやバウンティハンターなど、スター・ウォーズならではの職業が人気でした。簡単にはなれませんでしたが…。
- コミュニティの形成: プレイヤー同士の交流が盛んで、ギルドやプレイヤーイベントが活発に行われていました。これにより、ゲーム内での社会的なつながりが強化されました。
ネガティブな評価
- ゲームバランスの問題: 2005年に行われた大規模なゲームバランス調整CU(NGE: New Game Enhancements)は、多くのプレイヤーから不満を招きました。この変更により、職業システムが大幅に簡略化され、プレイヤーの自由度が制限されました。
- 技術的な問題: サーバーの安定性やバグの多さが問題視されており、これがゲーム体験を損なう要因となっていました。
- コンテンツの不足: リリース当初はコンテンツが豊富でしたが、次第に新しいコンテンツの追加が減少し、プレイヤーの興味を引き続けることが難しくなりました。
変遷
「Star Wars Galaxies」は、リリースからサービス終了までの間に、いくつかの重要な変遷を経てきました。以下はその主な変遷です。
- 2003年6月: リリース直後は多くのプレイヤーが参加し、サーバーが混雑するほどの人気を博しました。
- 2004年: 最初の拡張パック「Jump to Lightspeed」がリリースされ、宇宙戦闘が追加されました。これにより、ゲームの幅が広がりプレイヤーの興味を引き続けることができました。
- 2005年: 大規模なゲームバランス調整CU(NGE)が実施され、職業システムが大幅に変更されました。この変更は多くのプレイヤーから批判を受け、プレイヤーベースの減少を招きました。
- 2006年: さらなる拡張パック「Trials of Obi-Wan」がリリースされ、新しいクエストやアイテムが追加されました。
- 2011年12月: サービス終了が発表され、最後のアップデート「GCW-2」が実装されました。サービス終了の理由としては、契約の終了が挙げられています。
現在の状況
「Star Wars Galaxies」は2011年に公式サービスを終了しましたが、現在でもファンによるプライベートサーバーが運営されており、当時のゲーム体験を再現することができます。これにより、かつてのプレイヤーや新規のファンが再びこのゲームを楽しむことができるようになっています。
全体として、「Star Wars Galaxies」はその革新的なゲームデザインと広大な世界観で多くのファンを魅了しましたが、運営の問題や大規模な変更により、プレイヤーベースの維持が難しくなったゲームです。それでもなお、現在でも愛され続けている点は、このゲームの持つ魅力を物語っています。